オミクロンピークアウトか

依然として、全国的にはオミクロン株の感染拡大が続いていて、医療のひっ迫を懸念する声も出てきています。しかし、個々の県の感染状況を見てみると、オミクロンがピークアウトしている県もいくつか出てきているようです。特に感染のスタートが早かった沖縄は明らかにピークアウトしていて、山口・広島はちょうどピークを迎えています。なぜか島根は沖縄以上に綺麗に収束に向かっています。県民の皆さんの努力の結果なのでしょうか。東京や大阪、北海道はまだ上昇中で、多くの他の県も同様です。ただ、これらの県も感染の拡大のペースが落ちているので、既にピークを迎えた、またはピークアウトした県の状況からみるとあと1週間ぐらいでどの県も天井を打ちそうな期待ができます。

強い人流の抑制をかけていない状況でいくつかの県でピークアウトして、医療崩壊も起きていないのですから、悲観的になる必要はなさそうです。まん延防止が効いているかどうかについては、まん延防止を出していない愛媛県でも山口県とほぼ同じ時期にピークを迎えそうですので、まん延防止のお蔭でオミクロンが収まってきているという証左にはなっていません。では、なぜピークアウトするのかというと、結局ある程度の人が感染して免疫をもったからとしか考えられません。逆に言えば、ある程度の人数が感染して(またはオミクロン専用のワクチンを大部分の国民が接種して)免疫を持たないと収束しないということです。感染症学的にはあたりまえのことですが。

 

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新型コロナ関連の情報元:NHK

www3.nhk.or.jp