オミクロン株を5類相当指定に

第6波に備えて病床の確保が進んでいる。これはとてもありがたいことだ。

 

しかし、それよりもオミクロン株を第5類相当に指定することが先決だろう。オミクロン株は、感染力が高いが、軽症であることが分かってきているので、基本自宅療養で問題さそうで、重症化したときの対応さえ準備できれいればいい。オミクロン株は新型コロナとは別のウイルスと考えた方が良い。

 

もしオミクロン株の感染者をすべて入院させようとすると、間違いなくいくら病床を増やしても足らなくなることは海外の事例から明らか。風邪程度の患者のために、がん患者の治療が遅れることはあってはならない。

 

第5類相当にすると、診療が有料になるなどのデメリットが挙げられるが、5類にするのではなく5類相当にするだけであれば、現状の新型コロナ対応のまま、入院の必要性が緩和され、どの病院でも診察を受けられるようになるだけだ。もちろん、発生件数の報告も必須にするので統計情報も管理できる。