東京都の責任は大きい

東京都が感染源となって第5派が全国に広がり始めている。

 

東京で感染の火種を燃え上がらせて、それが地方へ飛び火するといういつものパターンが繰り返し起きている。都民は自分たちが新型コロナ感染の温床になって全国に迷惑をかけていることが自覚できていない。特に、この夏は都内から都外への旅行は完全自粛してもらいたいものだ。神奈川、千葉、埼玉も同様。

 

PCR検査をしていても、PCR検査の感度(sensitivity)が70%程度なので、判定漏れが30%もある。つまりPCR検査の結果が陰性でも、実際は偽陰性かもしれないのだ。ワクチン2回接種後2週間経過していて、体調に問題がなければ、確かに感染リスクは低いが、それでもできるだけ都内および周辺県からの地方への旅行・帰省はやめてもらいたい。自宅でオリンピックを見ていれば、暇をつぶせる。逆に言えば、もしオリンピックがなければ、さらに東京の人流が増えていたと思うと恐ろしい。

 

都内でも中等症の患者が増えているとニュースが伝えているが、なぜ抗体カクテル療法を積極的に行って、回復さられないのだろうか。人工抗体(モノクローナル抗体)が、インフルエンザの特効薬のように、普通の病院で感染者に対して気軽に使えると一気に感染者を回復させられると思うのだが。