イギリスの電車はあまり速くない。

もちろん日本の新幹線にくらべるとということになるけど。たとえて言うと、一番速い列車でも、東京・名古屋間をいまだに3時間以上かけて走っている感じだ。しかも、信号の故障などでたまに遅れる。

そんなイギリスも日本の新幹線の導入はじめた。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/6960549.stm

Southeastern鉄道は2009年末から29台の新幹線車両をイギリス国内で運行する予定。KentとLondonを結ぶ。車両の最高時速は225km/h。

先端技術は全般的にイギリスよりも日本の方が進んでいる。あらゆる産業を自国内に持っている国は少なく、日本とドイツぐらいといわれている。自動車、ゲーム機、化学製品、医薬、半導体、コンピュータ、ソフトウェア、AV機器、家電、鉄道、衣料品、建築、食品、どれも日本が世界のトップまたはトップグループを走っている。それなのになぜイギリスに比べると日本の国際的な影響力が見劣りするのかを考えてみると、結局、金融や経済、政治といった要の部分で負けているからなのではないかと思うのだが、どうだろう。