専門家

と私のような一般人が書くよりも、専門家の木村盛世氏の意見を聞いていただいたほうがいいかもしれません。

http://www.kimuramoriyo.com/25-swine_influenza/swine_flu15.htmlより一部引用

 そして最も重要なのは、隔離、学校閉鎖、集会の禁止などはインフルエンザの広がりを抑えるには無効なだけでなく、経済活動に大きな影響を与えるということです。

日本の常識は世界の非常識ということが時々おきますが、日本の医学は欧米から遅れていないはずなのですけど不思議です。epidemiologyの人材が薄いのでしょうか。

誤解のないように付け加えておきますと、ここで言われていることは、学級閉鎖をしてはいけないということではないのです。多くの生徒が休んで授業にならないのなら学級閉鎖もしかたないわけです。大切なのは、誰も休んでいない(または少数しか休んでいない)クラスを予防的に学級閉鎖にして地域の流行を止めようとしても効果があった例はないというのが疫学の常識だということを氏は述べているわけです。

感染者がでたら抗ウィルス剤を接触者全員に投与するという対応でよいのではないでしょうか。単純に学校閉鎖するよりも、このような制度にしておいて調子の悪い人は自主的に休めばいいように思います。