2007年のThe X Factorの決勝について。
以下、選曲。
Same Difference:
-
- All I Want For Christmas Is You
- Any Dream Will Do (with Jason Donovan)
- Breaking Free from High School Musical
Leon:
-
- White Christmas
- Better The Devil You Know (with Kylie Minogue)
- You Don't Know Me
Rhydian:
-
- O Holy Night
- You Raise Me Up (with Katherine Jenkins)
- Somewhere
Leonについては話題満載。Kylie は審査員のDanniiのお姉さんですね。White Christmas ってのはどうでしょう。
そして結果は。。。
Leon と Rhydian がベスト2に残り、もう一曲同じ曲 When You Believe を歌った。
そして、優勝は、
なんとリオン。うそじゃないよ。
(追記)
さて、最近のブログを眺めてみると、イギリス人にとってもLeon Jackson の優勝は意外な結果だったようだ。結局、今回のリオンの優勝は
- スコットランドの組織票
- リオンのただ歌いたいという無欲の姿勢
- イギリス人に助けてあげたい(=投票)と思わせるような人柄
- 投票者の半分以上を占めるといわれる女性・女の子の票は若いリオンに流れた
といった要因がうまく組み合わさった結果のようだ。
リオンとリディアンの得票差は1%という接戦だったらしいので、組織票が効いているといえなくもない。
最後の決戦で、リディアンが歌ったあとの講評のときに、なんとサイモンがリィディアンに対して、名前を間違って「リオン」と呼びかけてしまうというハプニングがあった。もしかすると、この時点でリオン優勢という情報が入っていて、サイモンの頭のなかを「リオン・リオン・リオン」という言葉がぐるぐる回っていたのかもしれない。
とはいえ、最後のWhen You Believeの出来だけを比べると、リオンとリディアンの差は、以前ほどはなかった。歌唱力は圧倒的にリィディアンが上だけど、リオンは曲にぴったりあった表現で、総合点でいえばリオンの優勢勝ちだったかもしれない。簡単に言えば、リオンの歌には心がこもっていた(リディアンも心をこめていたのはわかるけど、なにか純粋に心が伝わったという点でリオンがよかった)。もちろん過去のすべてのパフォーマンスを含めて比べると、歌の才能という意味ではリディアンの方が上たっだ。だからこそ、多くの視聴者に驚きとショックを与えている。なかには、ブログで「俺はもう今後X Factorを見ない」と言っているひともいるほどだ。
1年後、リオンがどれぐらい成長しているか楽しみです。セリーヌ・ディオンが、リオンをかなり気に入っていたのには何か理由があるのかもしれない。それがX Factorなのだろう。サイモンが「リオンは、リディアンよりも今回優勝しなければいけなかったたくさんの理由がある」と言っていたように、リディアンは優勝しなくても間違いなくレコードデビューできたが、リオンはたぶん微妙だっただろう。
どちらにせよ、X Factorはやらせなしできちんと投票数で結果を決めているということは証明されたようだ。