なぜか地球温暖化について。

2度上昇で生物3割絶滅危機、地球温暖化報告書を採択
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070406it15.htm

イギリスでは他の欧州各国と同様に地球温暖化への感心は高い。たびたび地球温暖化についての番組を特集を組んで放送している。

ときどき、地球温暖化というけど、地球の平均気温は100年前から0.5度ぐらいしか上昇していないといった楽観論を他の大陸から聞く。

しかし、生態系にとって、0.5度とか1度とかは大きな差だ。貴方の体温が1度上がって、37度5分になったら心配するのと同じぐらい地球の体温も心配した方がいい。日本に限って言うと、30年ぐらい前では夏に35度を超えるとこはめったになかった。いまや夏に東京や大阪で35度を超える日はそんなに珍しくない。エアコンやアスファルトの影響もあるだろうが、他の地域も同じぐらい上がっている気がする。

温暖化に関連して、最近フランスのワイン醸造所がイギリスのワイナリーを買収しているという。将来の地球温暖化によってフランスでブドウの生育が悪くなったときにそなえているという。一方、地球温暖化の後に、逆に水蒸気が増えたことによる、冷却期がくるというという説もあり、気候の大きな変動が懸念されている。自分の子供や孫の世代が本当に安心してくらせる気候であるのだろうか。あまり楽観しないほうがよいのではないだろうか。

先の報告書によると「気温が1990年比で約1度上がれば、水不足の被害人口が全世界で新たに数億人も増え、約2度上がると全生物種の20〜30%が絶滅する危険が高まる」ということだ。この20〜30%の生物種にhumanが入っていないことを祈りたい。