国際線の飛行機の利用について

特に目新しいことはないのだけれど、個人で国際線の航空券を購入するときのノウハウをここにまとめておくことにする。

- 航空券はオンラインで買える。日本発の場合は skygate.co.jp を使ったことがあるが問題はなかった。イギリスではopodo.co.uk。案外、航空会社のホームページに格安の航空券が出ている。

- オンラインで航空券を買うときは、eチケットのものが便利。航空券を旅行代理店から送ってもらわなくても、自分で印刷して空港に持ち込めば航空券として使える。(eチケットのプリントアウトがなくても、チェックインカウンタでパスポートの名前でわかるという話もあるが、渡航先によっては帰りの航空券をもっていないと入国できない国もあるので、必ずeチケットのプリントアウトは持参すること)

- 航空会社によっては、チェックインもオンラインでできる。チェックインの受付が24時間前のところや前日の午後6時以降のところなど、会社によって異なる。チェックインしておけば、オーバーブッキングの便でも乗れないくなることはない(はず)。--- 一度、シカゴで乗り継ぎの際、ボーディングパスを持っているのに乗り継ぎ便に乗れなかったことがあった。飛行機はまだそこにいたが搭乗締め切り時間を過ぎてしまったため、自分の席が他人に回されていた。満席だったため代わりの席もないと言われて、結局目的地ではない別の空港行きの飛行機に乗るはめになった。さすがにあの時はかなり慌てた。あれはNorthwestだった。

- オンラインチェックイン後、ボーディングパスもプリントアウトできる会社もある。ただ、個人的にはちゃんとしたボーディングパスがほしいので、空港のカウンタか自動チェックインマシンを使うのが良いように思う。とにかく、飛行機に乗るには必ずボーディングパスは必要ということは覚えておいてほしい。

- ボーディングパスをプリントアウトしたか、または自動チェックインでボーディングパスを入手していても、スーツケース等を預ける場合は結局チェックインカウンターで荷物を預けなければいけない。空港によっては、手荷物を預ける専用のカウンターがあって、通常のチェックインの長い列に並ばなくてもよいこともある。

- イギリスの空港は、現在セキュリティレベルが最高レベルかその次まで上がっていて、セキュリティゲートを通るのに1時間ぐらい行列に並ぶこともある。イギリスの空港発のときや、イギリスの空港で飛行機を乗り換えるときは、時間に余裕をもっておいた方がいい。

- 世界の航空会社がグループを作っていて、提携航空会社の飛行機に乗ってもマイレッジを貯められる。たとえば、スターアライアンス同士の場合は、ANAのマイレッジカードを持っていると、Lufthansaに乗ってもANAのマイレッジが貯めることができる。メンバのランクもスターアライアンスでは共通のため、たとえばANAのマイレッジカードがスターアライアンスシルバー(ANAではブロンズと呼ぶ)であれば、他の航空会社でもシルバー会員の特典を受けられる。(前方の良い席を確保できたり、優先搭乗ができたり、優先的にエコノミーからビジネスにアップグレードされたりする)

- マイレッジは数万マイルたまると、無料の航空券を受け取ったり、無料でビジネスにアップグレードしてもらえたりする。この際は、通常の航空券の購入とは別の専用窓口にコンタクトする必要がある。なお、航空会社によって異なるが、1つの便でマイレッジを使った無料航空券の席数が制限されていたり、特定の便でしか使えなかったりするので、注意が必要。

- 前にも書いたけど、ヨーロッパの航空券の値段は、タイミングや買い方によってかなり違う。ロンドン・パリ間の同じ飛行機の席が、1万円ぐらいのときもあるし、15万円ぐらいのときもある。基本は、早め(2ヶ月前ぐらいに)に買うこと。あとは運。