テレビのことばかり書いているとテレビっ子のようだが、またイギリスのテレビ番組について。

ひそかに参考にさせてもらっている http://tempest.blog3.fc2.com/ で10月22日からBBC3でスタートしたTorchwood が紹介されていたので見てみた。水曜夜にBBC2で再放送していた。

ストーリーはスポイラーになるので触れないことにして印象だけ書こう(ここでビデオクリップを見られるが、ストーリが分かってしまうのでご注意を)。状況設定はMIBで、衣装はMATRIXといった感じ。エイリアンを捕らえるのが Torchwood という特別捜査チーム?の仕事。Torchwoodについていろいろな疑問が沸いてくるが、核心については(たとえば、ある不思議な装置がどうやって動くかついて)主人公のCaptain Jackは常に dunno (don't know) としか説明しない。まあ、深く考えるのが野暮というものなのかも。コンピュータの専門家のToshiko Sato役の女優・森尚子さんの英語はネイティブと変わらない。

脱線になるが、日本生まれの作家Kazuo Ishiguro氏もすばらしい小説を書かれていてイギリスの文壇で高く評価されている。「日の名残り(The Remains of the Day)」は本当に面白かった(まだ日本版でしか読んでないのですが)。残念ながらイギリスに来ても執事という仕事の人にまだ会ったことはない。

話を戻して、試しに同僚のイギリス人にどんなTVが面白いのか聞いてみたら、Coronation Street という返事だった。これは1960年から続くSOAPドラマ。Coronation Streetについてはうきうき楽しそうに教えてもらえた。やっぱりイギリス人はSOAPドラマが好きなんだということがよく伝わってきた。ちらっと見てみたがストーリに入り込まないとなかなか面白みを味わえない感じがした。ものすごく日常生活レベルのストーリで渡鬼に近いものがある。