15日のリーマンの破たんに端を発した世界的な金融危機の影響はイギリスにも及んでいます。ロイズTSB銀行ハリファックスが合併するとか。

麻生さんのブレインといわれるリチャード・クー氏によると、アメリカ政府は公的資金を投入するための時期を探っていたようで(http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/koo.cfm?i=20080912d8000d8&p=3)、とすると、アメリカ政府は、日本のバブル崩壊のときの山一証券の破たんをヒントに、公的資金を投入するためのきっかけとしてリーマンを倒産させたと見ることもできるでしょう。

しかし、その波紋は強烈で、思わぬところにも影響が及んでいます。巨大保険会社AIGは、マンチェスター・ユナイテッドに4年間で約100億円のユニフォーム広告料契約を結んでいますが、AIGにはアメリカ政府による多額の支援が固まったとはいえ、この広告が打ち切りになることはほぼ確実です。マンUは新しいスポンサーを探さなければならないのです。幸い、プレミアリーグチャンピオンズリーグの両方を制し、全盛期にあるチームですので相当額の広告料を払ってくれる会社はありそうですが。(http://afp.google.com/article/ALeqM5h1N0BJW2fPxkTPMAkRYcI8YSt3MQ

コレクターの方は、現在のマンUのユニフォームのデザインが変わる前に確保しておいたほうがいいかもしれません。