そういえば2002年ごろから日本でデノミと貯金封鎖がセットで行われるという噂がまことしやかに流れて、それに関連した本もよく売れた。結局、2004年11月に現在の新札に全面的に切り替わっただけで終わったのだった。

しかし最近の情勢を考えると、デノミの可能性はまだあるかもしれない。

たとえば、ドルやユーロとお金の桁を合わせるために、1/100のデノミがありうる。自販機の更新や印刷の修正などさまざまな経済波及効果が期待できる。新しい通貨単位は、両と銭で決まり!(根拠なし) 今の1万50円が100両50銭になる。少しインフレにするために、100:1ではなく100:1.1ぐらいのデノミの方がいいかもしれない。月20万円の給料のひとは、月2200両になる。気分的に少し給料が増えた気がするのでは。

さらに、消費税の10%アップを一気にやる手もある。消費税を15%にする。10000円の腕時計の新価格は110両でそれにさらに消費税がプラス10%乗るので、120両程度で販売されることになる。為替レートも1ドル=1両、1ユーロ=1.5両ぐらいとキリがいい。

消費税のアップ分はもちろん子育て支援と高齢者介護に割り当てる。