どうしてもアメリカとイギリスを同じ英語の国と見てしまう。

でも実際は、イギリス人から見るとアメリカもただの外国で、アメリカの文化も米語も外国のものだから変わっているという認識のようだ。イギリス人は米語のrの発音は変だとか言っている。

ということで、イギリス人を相手に話すとき、「私はどちらかというとアメリカンイングリッシュなんだよ」という気持ちで話してはいけないということに最近やっと気がついてきた。イギリスではイギリスらしく話すことが大事なのだ。

だからエレベータは elevator と言ってはだめで、liftと言わないといけない。カフェテリア方式の食堂もcafeteriaというよりcanteen という。イントネーションや発音もイギリスらしくして、言い回しも変えてみる。"Can I get a coffee." というより"Could I have a coffee, please." と言ってみたり、持ち帰りもto goではなくtakeawayに。rubbish (ごみ)とかはかなり特徴的なイギリス英語。お札もbillでなくnote。full stop も良く耳にする。ピリオドのこと。

ちょっと脱線。イギリス英語とアメリカ英語についていろいろ確認していたら、
http://plaza.rakuten.co.jp/zettaidaizyoubu/diary/200703140000/のコメント欄にスコティッシュイングリッシュとインド英語が似ているというコメントを見かけました。そう私もそう思います。インド英語は私の最も苦手とする訛りなのですが(相手も日本語訛りが苦手だと思うけど)、確かにスコットランドの訛りをさらに進化させた(訛らせた)感じがします。