The X Factor ライブショー2回目

今回は、黒人4組の4SUREとソロのRobertが得票数の下位2候補になった。審査委員3人による判定では前回の再現のように、ルイとシャロンが自分の候補を支持し、サイモンがキャスティングボートを握る形になった。前回と違ってサイモンはかなり答えに困った表情を見せながら結局4SUREを落選させた。

はっきり言って他に去るべき候補がいたと思うが、幸い投票に支えられて生き残った。たとえば歌うえなり君のRay。前回落選候補に入った Dionne も声量はあるが魅力がない。

今回は Rod Stewart がゲストということで、ロッドスシュワートの曲がテーマだった。ロッカーのBenはかなり有利だった。ただ、直接比較されるのがいやだったのか、ピアノの弾き語りでスタートして、途中マイクを持って歌い、最後はピアノに乗って熱唱するという演出をした。ピアノを弾いていると歌の質が落ちるので弾き語りは不要だった。男らしくマイク1本でロッド・スチュワートと勝負してほしかった。

In the second X Factor live show, Ben starts singing with playing a piano, then sings with only a microphone in the middle. In the final part, he sings on the piano! What a mess! I feel like he was reluctant to be directly compared with Rod Stewart.

今回もサイモンはMacDoanld Brothersが気に入らなかったようだ。彼らは、赤いTシャツに黒いスカートというスコットランド風の衣装で現れ、片方がギターを弾くという趣向で個性を見せようとした。サイモンはこの衣装にギターというのは正気の沙汰ではないとか言ってたと思うが、(たぶん)スコットランドからの手厚い投票に支えられて生き残った。歌としては曲が彼らに合わないのであまり良い仕上がりではなかった。サイモンとガーファンクルとかがテーマになれば彼らの魅力が出る。ロッド・スチュワートはなぜか MacDoanld Brothers を擁護していた。自分たちのやりたいようにやればいいんだと。

最後にぼそり。Eton Road はあまり出来はよくなかったがまあまあの仕上がりで生き残った。Anthonyの声の出が良くないし、チームワークもなにかしっくり来ていない感じが歌に出ている。大胆に自分たちの目指すハーモニーを見つけてほしい。(と日本語で書いてもなんの効果もないけど)