イギリスの銀行がちょっと厄介に訴訟に敗訴したようだ。

イギリスの銀行口座では、残高がマイナスでもある程度の金額までお金を引き出せる。日本のように貯蓄を担保に残高のマイナスを許しているのではなく、本当にマイナスになる。つまりは貸出(借金)をしていることになる。口座の金額がマイナス(debt)になるような引出・支払をoverdarftという。事前に銀行から認められたoverdraftの範囲だと無利子かついても少しの利子しかつかないが、それを超えたoverdraftであるunauthorized overdraftを行うと高額の利子がつくというのがこれまでの制度だった。

このunauthrized overdraftの金利が高すぎことに対して多くの銀行利用者が訴訟を起こしていて、今回、テストケースとなっていた訴訟で銀行側が敗訴した。これにより、過剰にかけていた金利分とその金額に対する利子を利用者に返還しなければいけなくなりそうだ。

詳しくは下記で。

Banks lose overdraft charges case http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7364422.stm